正しいスタイリングとCAXの使い方で、髪型を諦めない!
薄毛タイプ別のヘアセット方法を完全紹介
使い方のコツとNG例を意識しながらスタイリングすると、理想のヘアスタイルへ近づきます!
CAX使い方のコツ
1.スタイリング剤をつける前に薄毛が気になる部分の内側にCAXを振る。速乾タイプなので放置時間のロスはなし。
2.スーパーハードスプレーでヘア全体をホールドしてから、気になる箇所にCAXをスプレーして仕上げる。
NGパターン例
CAXは髪を太く見せる製品のため、短すぎる髪型では不自然に見える可能性が。髪を3センチ以上伸ばしてからCAXを使用することをおすすめします。
同様にCAXと当日までの距離が近いと、スプレー成分がダマになったままかたまりベタベタになる可能性も。適正な距離を保って噴射しましょう。
髪の毛の表面だけで、CAXを終わらせてしまうと、マット感が出過ぎて帰ってん不自然。内側にもスプレーして質感を均一に整えましょう。
薄毛タイプ別のおすすめヘアスタイリング方法をご紹介!
薄毛タイプ【M字型】
おでこを隠さずあえてアップバングに
前髪の生え際が後退してM のような形を形成する薄毛タイプ。Mの真ん中にラインを設定して、そこに合わせて前髪全体を立ち上げると、逆に薄毛が目立たなくなる。前髪でおでこを隠したくなるが、出すのが鉄則。
【ヘアオーダーのポイント】
正面から見たときM の形になるように後退した薄毛。このタイプが最も多いといわれる。そりこみ部分の髪を長めに残して薄毛部分をカバー。
1.根元を上げるようにドライしたら、髪の毛をめくり上げるようにして、そりこみ部分や気になる箇所の内側に薄毛隠しスプレーCAXを振る。
2.スプレー後、前髪中心にパウダーワックス※を振る。馴染ませていくことで前髪の割れが防げる。
その後ハードスプレーで固定。
※ドライに仕上がる整髪料
3.スプレーが乾く前にコームで毛束を持ち上げてボリュームを固定。 このひと手間で薄毛の目立ち度が変わる!
4.全体のスタイルを整えてスーパーハードスプレーで固定し、 頭皮が透ける部分が残っていたら再びCAXを振る。
【NG】 クリームタイプのワックスを使うと、油分で前髪の割れが強く出てしまい、かえってM字が目立つので注意を!
薄毛タイプ【O字型】
柔らかくO にふたをするサイドパート
頭頂部が薄くなるのがO 字型の薄毛。カバーするにはサイド付近の髪を
O にかぶせるのが基本。その際はタイトにしてしまうとバーコードにな
るので、根元を起こした状態で毛束をふんわりかぶせると自然にキマる。
【ヘアオーダーのポイント】
O の字のように頭頂部が薄くなるタイプ。家族や友人から指摘されて気づく場合が多い。
頭頂部横から髪を持ってくるとカバーできる。
1.毛流れがサイドパートになるようにドライ後、Oにかぶせる毛束の内側に薄毛隠しスプレーのCAXを振る。
2.Oの上にかぶせた毛束中心にパウダーワックス※を。2 ~ 3回振りかけたら馴染ませていき、ふんわり感を出す。
※ドライに仕上がる整髪料
3.サイドは整髪料でタイトに抑える。するとトップのボリュームがより強調されて薄毛が目立たなくなる。
4.頭皮が透ける部分が残っていたら再びCAXを振る。最後にスーパーハードスプレーで固定。
【NG】 ジェルはセット力はあるが、毛束が集まりすぎて隙間を作ってしまう。すると頭皮が透けて薄毛が強調される。
薄毛タイプ【U字型】
Uの上でヘアを無造作に遊ばせて
薄毛を隠すには最も難易度が高いU字型。サイドと後ろの髪を駆使して、自然な見た目でUをカバーするスタイリングが重要となる。そのためにはマットな質感でボリュームを出し、強力なスプレーで固めるのが必須。
【ヘアオーダーのポイント】
M字型からU字型、O字型からU字型の2パターンがある。いずれにせよ深刻度は高い。
サイドと後ろ側からU字に被せるように髪を持ってくる。
1.髪を持ち上げてドライ後、上から風を当てて毛先を下ろすように乾かす。 「根元は浮き、毛先は寝かす」がコツ。
2.U 字の生え際にCAX を振り、黒い部分を増やす。頭皮が透けないように毛束と毛束の隙間を埋めるイメージで。
3.頭頂部が薄くなっている人はここにもCAXを振る。黒い部分の面積を増やせば、それだけ薄毛の印象が和らぐ。
4.パウダーワックス※を3振りぐらいしてから、髪を握り込んで馴染ませていく。そうするとふんわり感がアップ。
※ドライに仕上がる整髪料
【NG】 油分や水分の多いスタイリング剤は絶対にNG。おでこに髪が張りついて、U字型が余計に目立ってしまう。